お祭り情報 大阪 7月

水と光の祭典!日本三大祭り「天神祭」の魅力と楽しみ方

大阪の街が一年で最も熱く、華やかに輝く2日間――。京都の祇園祭、東京の神田祭とともに「日本三大祭り」の一つに挙げられる「天神祭」。千年以上の歴史を誇るこの祭りは、大阪天満宮に祀られる菅原道真公に、大阪の繁栄をご覧いただくための神事です。ハイライトは、100隻もの船団が大川(旧淀川)を行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」と、夜空を彩る「奉納花火」。「どんなお祭り?」「見どころは?」この記事では、2026年の開催に向けて、天神祭を味わい尽くすための完全攻略法をガイドします。

天神祭2026の基本情報(開催日程・会場)

天神祭は毎年7月24日の宵宮、25日の本宮の日程で開催されます。最大の見どころは25日の午~夜にかけて行われます。

  • 名称: 天神祭(てんじんまつり)
  • 開催期間: 2026年7月24日(金)宵宮、7月25日(土)本宮
  • 会場: 大阪天満宮、大川(桜之宮公園~天神橋周辺)ほか大阪市内各所
  • 料金: 観覧無料(船渡御・奉納花火には有料観覧席あり)
  • 公式サイト: 大阪天満宮公式サイト

天神祭 船渡御・奉納花火のメイン会場へのアクセスマップ

船渡御と奉納花火の中心地となる「桜之宮公園」周辺の場所をGoogleマップで確認しましょう。

天神祭 会場へのアクセス方法

会場は大阪市の中心部。目的に合わせて最寄り駅を選びましょう。

電車でのアクセス

  • 大阪天満宮(陸渡御)へ: JR東西線「大阪天満宮駅」、地下鉄谷町線・堺筋線「南森町駅」下車すぐ。
  • 船渡御・花火会場へ: JR環状線「桜ノ宮駅」または「天満駅」、京阪・地下鉄谷町線「天満橋駅」下車、大川方面へ。

※祭り当日は会場周辺で大規模な交通規制が行われ、大変な混雑となります。必ず公共交通機関をご利用ください。

天神祭の3つの魅力!見どころを徹底解説

水都・大阪ならではの、壮大な見どころをご紹介します。

魅力1:圧巻!水と光のページェント「船渡御」

25日の夜、祭りのクライマックスを飾るのが、約100隻の船団が大川を行き交う「船渡御」です。御神霊を乗せた「御鳳輦奉安船」を中心に、催太鼓船や獅子舞船、企業の奉拝船などが続き、水上は提灯の灯りで埋め尽くされます。川面に映る光と賑やかなお囃子が織りなす光景は、まさに圧巻の一言です。

魅力2:船渡御を彩る壮大な「奉納花火」

船渡御と時を同じくして打ち上げられる「奉納花火」も、天神祭の大きな魅力。約3,000発の花火が、船団の提灯の灯りと競うように夜空と川面を鮮やかに彩ります。特に、天神様にちなんだ梅鉢の形に開くオリジナルの「紅梅」花火は必見。水上の祭典と花火の競演は、日本中どこを探しても見られない、天神祭だけの絶景です。

魅力3:古式ゆかしい陸の行列「陸渡御」

船渡御に先立って、25日の午後に行われるのが「陸渡御(りくとぎょ)」です。総勢約3,000人の大行列が、大阪天満宮から船渡御の乗船場までを練り歩きます。華やかな衣装をまとった人々や、御神霊を乗せた御鳳輦(ごほうれん)、催太鼓(もよおしだいこ)の迫力あるパフォーマンスなど、大阪の街が伝統的な祭りの雰囲気に包まれる様は見ごたえ十分です。

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天神祭におすすめの服装【酷暑対策は必須!】

7月下旬の大阪は、一年で最も暑さが厳しい時期です。熱中症対策を万全にして臨みましょう。

  • 浴衣で夏祭り気分を盛り上げるのがおすすめ。洋服なら、吸湿・速乾性の高い涼しい服装が絶対条件です。
  • 帽子、日傘、扇子、冷却タオルは必須アイテム。日中の陸渡御から見る場合は特に注意が必要です。
  • こまめな水分補給を忘れずに。大混雑に備え、履きなれた歩きやすい靴を選びましょう。

天神祭は宿泊して夜まで楽しもう!

祭りのハイライトは25日の夜に集中しています。船渡御と奉納花火を心ゆくまで楽しむには、大阪市内での宿泊が断然おすすめです。祭りの後の大混雑を避けてゆっくりと休むことができ、翌日は大阪観光やグルメを満喫できます。

目的別!天神祭におすすめの宿泊エリア

交通の要衝や、会場に近いエリアをご紹介します。

エリア1:交通の拠点として最高!「大阪・梅田エリア」

新幹線や各私鉄が乗り入れる巨大ターミナル。会場へのアクセスも抜群で、ホテルの数も種類も圧倒的に豊富です。祭りだけでなく、食事や買い物など、大阪滞在の拠点として最も便利なエリアです。

  • ザ・リッツ・カールトン大阪
  • ホテル阪急インターナショナル
  • ヒルトン大阪

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エリア2:船渡御の特等席!「天満橋・京橋エリア」

船渡御と花火の会場となる大川に近く、祭りの熱気を間近に感じられるエリア。川沿いのホテルからは、部屋から船渡御が見えることも。京阪電車も利用でき、京都方面へのアクセスも良好です。

  • 帝国ホテル 大阪
  • ホテル京阪 天満橋
  • ホテルモントレ ラ・スール大阪

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あわせて楽しみたい!大阪の観光&ご当地グルメ

「食い倒れの街」大阪の魅力を満喫しましょう。

おすすめ周辺観光スポット

  • 大阪城天守閣: 豊臣秀吉が築いた、大阪のシンボル。
  • 道頓堀: グリコの看板や巨大なカニのオブジェなど、大阪らしい景色が広がる繁華街。
  • 新世界・通天閣: 昭和レトロな雰囲気が漂う、コテコテの大阪を体験できるエリア。

必食!ご当地グルメ

  • たこ焼き・お好み焼き: 大阪のソウルフード。本場の味は格別です。
  • 串カツ: 肉や野菜などを揚げた串カツ。「ソースの二度漬け禁止」で有名。
  • きつねうどん: 甘く煮たお揚げが乗ったうどん。大阪が発祥と言われています。

まとめ:火と水の祭典!水都・大阪の夏を体感しよう

いかがでしたでしょうか。天神祭は、千年の歴史を誇る荘厳な神事と、大阪らしい活気、そして水都ならではの美しい水上祭典が融合した、日本最高峰の祭りです。大川に浮かぶ無数の提灯の灯りと、夜空を彩る奉納花火の競演は、きっと忘れられない夏の思い出になるはずです。この記事を参考に万全の準備をして、2026年の夏は、日本三大祭りの熱狂を体験しに大阪を訪れてみてください。

-お祭り情報, 大阪, 7月

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