お祭り情報 奈良 3月

奈良県奈良市 2026年3月1日〜3月14日開催 東大寺 二月堂 修二会(お水取り)

「この火の粉を浴びれば、一年を無病息災で過ごせる」——。奈良に春を告げる歴史的な聖祭、「東大寺 二月堂 修二会(お水取り)」がいよいよ幕を開けます。2026年3月1日から14日までの2週間、古都・奈良は、静寂と情熱が入り混じる神秘的な熱気に包まれます。

1,260年以上もの間、一度も絶えることなく続けられてきたこの不退の行法は、単なる伝統行事の枠を超え、見る者の魂を浄化するような圧倒的な迫力に満ちています。夜空を焦がす巨大な松明(たいまつ)の炎、暗闇に響く練行衆(れんぎょうしゅう)の足音、そして五感を揺さぶる声明。それは、千年の時を超えて受け継がれてきた「祈り」の形そのものです。

この記事では、3月の奈良を訪れるなら絶対に外せない「お水取り」の全容を徹底解説します。歴史の背景から、最も盛り上がる日程、鑑賞のルール、そして過酷な寒さを凌ぎ、この感動を特等席で味わうための滞在術まで。奈良の春を一番乗りで体感するための完全ガイドをお届けします。


1. 【最新】開催概要と公式サイト

修二会は毎日行法が行われますが、一般拝観が可能な「お松明」は日によって時間が異なります。特に混雑する「お水取り」当日(12日)や週末は、入場規制がかかることもあるため注意が必要です。

項目内容
開催期間2026年3月1日(日) 〜 3月14日(土)
メイン会場東大寺 二月堂(奈良県奈良市雑司町406-1)
お松明の時間3/1〜11, 13:19:00〜
3/12:18:30〜(※最大規模)
3/14:18:30〜(※全員勢揃い)
公式サイト東大寺 公式ホームページ(修二会)

2. 奈良へのアクセス|スムーズな移動で祈りの場へ

お松明の終了後は、多くの参拝客が一斉に帰路につきます。近鉄奈良駅やJR奈良駅周辺に拠点を構えるのが理想ですが、奈良市内は駐車場が非常に限られているため、レンタカーを利用する場合はパーク&ライドの検討が賢明です。

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3. 1,260年絶えぬ不退の行|「修二会」に込められた祈り

「修二会」とは、天平勝宝4年(752年)に東大寺の実忠和尚(じっちゅうかしょう)が始めて以来、今日まで一度も欠かさず続けられてきた、国家の安泰と人々の幸福を願う悔過(けか)の行法です。一般的に「お水取り」と呼ばれますが、これは3月12日の深夜(13日の未明)に、若狭井(わかさい)から観音様にお供えする「お香水(おこうずい)」を汲み上げる儀式に由来しています。

二月堂の舞台を駆け抜ける豪快な「お松明」は、実は練行衆と呼ばれる11人の僧侶が、行法を行う二月堂に入るための「道明かり」なのです。その火の粉を浴びると健康に過ごせると信じられ、毎年多くの人々が手を合わせます。暗闇の中、欄干から火の粉が舞い散る光景は、まさに「火と水の祭典」。古都の春を呼ぶ、静謐ながらも力強いエネルギーに満ちた瞬間です。


4. 二月堂を彩る「お松明」の見どころ

2週間の期間中、毎日行われるお松明ですが、その表情は日によって異なります。あなたの旅程に合わせて、ベストな瞬間を目撃してください。

①最大規模の迫力「12日のお松明」

この日は、松明の大きさが通常よりも一回り大きい「籠松明(かごたいまつ)」が登場します。11本の巨大な火の塊が舞台を埋め尽くす光景は圧巻。非常に混雑し、入場制限がかかるため、午前中からの準備が必要です。

②全員が勢揃いする「14日の結願」

最終日は、10本の松明が次々と舞台に上がり、最後は横一列に並びます。これは期間中で唯一の光景です。祭りの終わりを惜しむような、荘厳で美しいフィナーレを迎えます。

③魂の呼び声「もってこーい!」

長崎のランタンフェスティバルと同様、東大寺の修二会でも、その熱気の中では自然とアンコールの気持ちが湧き上がります。本来は静寂を守るべき神聖な行法ですが、火の粉が舞う瞬間の人々の興奮は、まさに「もってこーい!」と心で叫びたくなるほどの高揚感に包まれます。※実際の境内では静かに拝観するのがマナーですが、その熱狂を肌で感じてください。


5. 深夜の行法を拝むための「宿泊戦略」

お松明が終わった後も、二月堂内では深夜まで「声明(しょうみょう)」と呼ばれる読経や、激しい行法が続きます。真の「お水取り」を体感するなら、夜通し拝観し、すぐに体を休められる近隣の宿を確保することが必須です。

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6. 極寒の奈良に耐える「必須アイテム」

3月の奈良の夜は、都会の真冬以上に冷え込みます。吹き曝しの二月堂下で数時間待機するため、装備の良し悪しが旅の成否を分けます。


7. まとめ:2026年、火と水が織りなす春の訪れ

2026年3月14日まで。東大寺・二月堂で繰り広げられる「修二会」は、私たちが忘れかけている「畏怖の念」と、時代を超えて繋がる「祈り」を思い出させてくれます。闇を切り裂く松明の炎をその目に焼き付け、奈良に春を呼ぶ瞬間に立ち会ってください。**交通手段と宿泊、そして万全の防寒対策。**この3つを揃えて、古都・奈良の真髄に触れる旅へ出かけましょう!

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