「東京観光で、子どもが喜ぶ定番スポットに行きたい!」
「上野動物園のパンダって、今でも並ばないと見られないの?」
「園内が広いって聞くけど、小さい子ども連れで効率よく回る方法は?ランチはどこがおすすめ?」
そんな疑問を抱えるあなたへ。この記事は、日本で最も歴史があり、ジャイアントパンダのいる「恩賜上野動物園」を、子連れファミリーが遊び尽くすための完全ガイドです。人気のパンダ観覧のコツから、お得な割引、攻略法、アクセス、周辺ホテルまで、あなたの東京旅行を最高の思い出にするための情報を余すところなくお届けします。
恩賜上野動物園の基本情報(営業時間・料金)
まずは基本情報をチェック。都立の動物園なので、リーズナブルな入園料が魅力です。
- 住所:〒110-8711 東京都台東区上野公園9-83
- 営業時間:9:30~17:00(最終入園 16:00)
- 休園日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
- 入園料:一般(高校生以上) 600円 / 65歳以上 300円 / 中学生・都内在住/在学の中学生 無料 / 小学生以下 無料
- 公式サイト:https://www.tokyo-zoo.net/zoo/ueno/
【賢く節約】上野動物園のお得な割引・チケット情報
お得に入園できる日や方法をチェックしましょう!
1. 無料開園日
開園記念日(3月20日)、みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)は、誰でも入園料が無料になります。大変混雑しますが、狙い目です。
2. 年間パスポート
年に4回以上行くなら年間パスポートがお得!料金は一般2,400円なので、4回の来園で元が取れます。都内近郊にお住まいのファミリーにぴったりです。
3. 団体割引・ぐるっとパス
20名以上の団体で利用する場合は2割引になります。また、都内の美術館や博物館などがお得に巡れる「東京・ミュージアム ぐるっとパス」も利用できます。
4. 障がい者割引
各種障がい者手帳の提示で、本人と介助者1名まで入園料が無料になります。
遊び予約/レジャーチケット購入サイト「asoview!(アソビュー)」![]()
小さな子ども連れでも安心!充実の園内サービス
広大な園内ですが、子連れに優しい設備が整っています。
- ベビーカー貸出:東園・西園の各案内所にて1日500円で貸し出しています。
- 授乳室・ベビーベッド:園内各所に授乳やミルク作りに便利なベビールームが完備されています。
- モノレール:東園と西園を結ぶモノレール(現在は休止中)。再開されれば、坂道の多い園内の移動が楽になります。
- こども動物園すてっぷ:2017年にオープンした新しいエリア。様々な動物との出会いを通して、子どもたちの学びや発見を促す工夫がされています。
絶対見たい!上野動物園の見どころ&人気者
なんといってもジャイアントパンダ!でも、他にも魅力的な動物がたくさんいます。
1. ジャイアントパンダ
上野動物園の最大のアイドル!愛らしい姿で笹を食べたり、のんびり昼寝をしたりする様子は、時間を忘れて見入ってしまいます。混雑緩和のため、観覧には整理券が必要な場合や、待ち時間が長くなることがあります。朝一番に訪れて、まずパンダの森へ向かうのが鉄則です。
2. ホッキョクグマとアザラシの海
ホッキョクグマが豪快に水に飛び込む姿や、アザラシが水中をスイスイ泳ぎ回る様子を、様々な角度から観察できます。同じ空間で2種類の動物が見られるユニークな展示方法が魅力です。
3. 世界の三大珍獣
ジャイアントパンダのほか、森の貴婦人と呼ばれる「オカピ」、世界最小のカバ「コビトカバ」といった、世界の三大珍獣のうち3種類すべてに会えるのは、日本では上野動物園だけです。
4. 動かない鳥「ハシビロコウ」
西園の人気者。獲物を狙うために何時間も微動だにしない姿と、時折見せるお辞儀のような動きのギャップが魅力です。
【パンダが中心】一日満喫!おすすめモデルコース
東園と西園に分かれている広い園内を、効率よく回るためのコースです。
【午前から満喫】人気者コンプリートコース
- 9:30 開園と同時に表門(東園)から入園。真っ先に「パンダのもり」へ!
- 10:30 パンダを堪能したら、ホッキョクグマやゾウ、ゴリラなど東園の人気者たちに会いに行く。
- 12:00 東園のレストランでランチ。
- 13:30 いそっぷ橋を渡って西園へ移動。
- 14:00 ハシビロコウや、三大珍獣のオカピ、コビトカバを見学。
- 15:00 「こども動物園すてっぷ」で遊ぶ。
ランチ&グルメ情報!園内レストランから上野アメ横まで
園内での食事
園内には複数のレストランや軽食スタンドがあります。
- バードソング(東園):カレーやラーメン、パンダの顔が可愛い「パンダ弁当」などが楽しめるセルフサービスのレストラン。
- 西園休憩所:パンダの顔が描かれた「パンダまん」やソフトクリームなど、食べ歩きにぴったりの軽食が人気です。
周辺のおすすめグルメ
動物園の外、上野公園周辺には美味しいお店がたくさんあります。
- 上野精養軒:明治時代から続く、歴史ある洋食レストラン。ハヤシライスが名物です。
- アメヤ横丁(アメ横):食べ歩きの天国!ケバブやフルーツ串、海鮮丼など、様々な国のグルメが楽しめます。
人気はどれ?上野動物園のおすすめお土産
園内のギフトショップで、ここでしか買えないパンダグッズを手に入れましょう。
- パンダグッズ:やはり一番人気はパンダのグッズ。ぬいぐるみやお菓子、雑貨など、ありとあらゆるパンダグッズが揃っています。赤ちゃんパンダのグッズは特に人気です。
- ハシビロコウグッズ:シュールで可愛いハシビロコウのグッズも、ひそかな人気を集めています。
- オリジナルデザインのお菓子:動物たちの可愛いイラストが描かれたクッキーは、職場や学校へのお土産にぴったりです。
都心からのアクセス完全ガイド
電車でのアクセスが圧倒的に便利!
上野動物園は、複数の駅から徒歩圏内という、公共交通機関でのアクセスが非常に良いのが特徴です。
【ルート】
・JR「上野」駅(公園口)から 徒歩約5分(東園・表門)
・東京メトロ千代田線「根津」駅(2番出口)から 徒歩約5分(西園・池之端門)
・京成電鉄「上野」駅(正面口)から 徒歩約10分
【車(レンタカー)】
・首都高速道路「上野線 上野出入口」から約5分。動物園には専用駐車場がないため、周辺の有料駐車場を利用する必要がありますが、週末は大変混雑するため公共交通機関の利用を強くおすすめします。
アクセスマップ
動物園とあわせて楽しみたい!周辺観光スポット
動物園のある上野恩賜公園は、文化施設が集まる「芸術の森」です。
- 国立科学博物館:恐竜の化石や忠犬ハチ公の剥製など、子どもから大人まで楽しめる展示が満載。一日中いても飽きません。
- 国立西洋美術館:ロダンの「考える人」が屋外に展示されていることで有名。世界文化遺産にも登録されています。
- アメヤ横丁(アメ横):食品から衣料品まで、様々なお店がひしめく活気あふれる商店街。食べ歩きが楽しいスポットです。
上野動物園を満喫するためのホテル選び
観光の拠点となる上野駅周辺での宿泊が便利です。
【利便性重視】上野駅周辺のホテル
新幹線も停まるターミナル駅で、飲食店や商業施設も多く、都内各所へのアクセスも抜群です。
- 三井ガーデンホテル上野:上野駅から徒歩2分。パンダをテーマにした「パンダルーム」は子連れファミリーに大人気です。
- ホテルサンルート“ステラ”上野:上野駅から徒歩2分。リーズナブルな価格と機能的な客室で、ファミリーにも安心です。
- ホテルリソル上野:上野駅入谷口から徒歩1分。落ち着いた雰囲気で、アメ横の喧騒から少し離れて静かに過ごせます。
これさえ読めば完璧!上野動物園のQ&A
Q. パンダは必ず見られますか?待ち時間は?
A. 動物の体調によっては観覧が中止になることもあります。また、土日祝日は大変混雑し、観覧までに60分以上待つことも珍しくありません。できるだけ待ち時間を短くしたい場合は、平日の開園直後を狙うのが最も効果的です。
Q. 所要時間はどれくらい見ておけばいいですか?
A. 東園と西園に分かれており非常に広いため、最低でも3~4時間は見ておくと良いでしょう。じっくり全部を見たい場合は、半日~1日かけて楽しむのがおすすめです。
Q. 再入園はできますか?
A. はい、可能です。当日に限り、出入口の係員に声をかけて手にスタンプを押してもらえば、何度でも再入園できます。一度外に出て上野公園でランチをしてから戻ってくることも可能です。
まとめ:パンダに会える!都心で楽しむ、学びと発見の動物園
上野動物園は、日本を代表する動物園として、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。愛らしいパンダの姿に心を和ませ、珍しい動物たちの生態に驚き、多様な生命のすばらしさを改めて感じることができる場所です。
子どもたちにとっては、図鑑やテレビでしか見たことのなかった動物たちがすぐそこにいる、夢のような空間。パンダの可愛らしさに歓声をあげ、ゾウの大きさに目を見張り、ハシビロコウの不思議な姿に首をかしげる。その一つひとつの体験が、きっと知的好奇心を育むきっかけになるでしょう。
この記事では、そんな上野動物園を心ゆくまで満喫するための情報を、私たちの知識と経験を総動員してまとめました。この記事が、あなたの東京旅行の計画に少しでも役立つことを願っています。
さあ、このガイドを片手に、あなたとあなたの大切な家族だけの、最高の思い出作りプランを完成させてください。たくさんの動物たちが、都心の森であなたを待っています。