「北海道旅行で旭山動物園は外せない!でも、小さい子どもを連れてどう回ればいいの?」
「冬の動物園って、どれくらい寒い?どんな服装で行けばいいの?」
「もぐもぐタイムを効率よく見るには、どう計画すればいいんだろう?」
そんな悩みを抱えるあなたへ。この記事は、旭山動物園を子連れで120%楽しむための全てを詰め込んだ、究極の完全ガイドです。夏と冬、それぞれの季節の見どころから、お得な割引情報、子連れに優しいサービス、周辺ホテルまで、あなたの北海道旅行を最高の思い出にするための情報を余すところなくお届けします。
旭山動物園の基本情報(開園期間・時間・料金)
旭山動物園は夏と冬で開園期間が異なり、間に休園日があるのが特徴です。訪れる前に必ず公式サイトで最新情報を確認しましょう。
- 住所:〒078-8205 北海道旭川市東旭川町倉沼
- 開園期間:【夏期】例年4月下旬~11月上旬 / 【冬期】例年11月中旬~4月上旬
- 開園時間:季節により変動します。夏期は9:30~17:15、冬期は10:30~15:30が基本です。
- 休園日:例年4月上旬~下旬、11月上旬~中旬、年末年始。
- 入園料:大人(高校生以上) 1,000円 / 中学生以下 無料
【徹底比較】旭山動物園の割引チケット入手方法
知っているだけでお得になるチケット情報です。ご自身のプランに合った方法を選びましょう。
1. 旭川市民限定割引
旭川市に在住の方は、大人700円で入園できます。住所が確認できる身分証明書を持参しましょう。
2. おもてなし券(旭川市内宿泊者限定)
対象の宿泊施設で購入できる、実質無料になる可能性のある最強チケット。動物園入園券と1,000円分のお買物券がセットで1,000円!宿泊予定のホテルが対象かぜひ確認を。
3. 動物園パスポート(年間パスポート)
1年間に2回以上訪れるなら、間違いなくこれが最安です。料金は1,400円。夏の動物、冬の動物、両方の姿を見たいリピーターには絶対におすすめです。
4. オンライン予約サイトの活用
旅行前にPCやスマホで購入でき、当日はQRコードでスムーズに入園できます。割引はありませんが、チケット購入の列に並ぶ時間を節約したいファミリーに最適です。
遊び予約/レジャーチケット購入サイト「asoview!(アソビュー)」
小さな子ども連れでも安心!充実の園内サービス
坂道の多い旭山動物園ですが、子連れに優しい設備が整っています。
- ベビーカー貸出:各門の料金所で無料で貸し出しています。ただし坂道が多いため、抱っこ紐との併用もおすすめです。
- 授乳室・おむつ替えシート:園内数か所にある授乳室には、調乳用のお湯も完備。各トイレにおむつ交換台も設置されています。
- 食事・離乳食:園内レストランへの離乳食の持ち込みは可能です。電子レンジの利用もできるので、スタッフに声をかけてみてください。
絶対見たい!旭山動物園の見どころ徹底解説
動物たちのありのままの姿を見せる「行動展示」の魅力を余すところなくご紹介します。
1. ほっきょくぐま館
陸上ではのっそり、水中では俊敏!そのギャップに驚かされるホッキょくぐま。巨大プールへの豪快なダイブは迫力満点。水中トンネル「シールズアイ」から見上げる姿は、まるで自分がアザラシになった気分を味わえます。
2. あざらし館
円柱水槽「マリンウェイ」を縦横無尽に泳ぎ回るアザラシの姿に子どもも大人も釘付け!好奇心旺盛なアザラシが目の前を通り過ぎる瞬間は、絶好のシャッターチャンスです。
3. ペンギンの散歩(冬期限定)
旭山動物園の冬の風物詩。雪の上をよちよちと歩くペンギンの行列は、言葉にならないほどの可愛さです。例年12月下旬から3月中旬頃まで、1日2回実施されます。開始時間より早めにコース沿いで場所を確保するのがおすすめです。
4. オオカミの森
群れで生活するオオカミたちの姿を様々な角度から観察できます。森の中を駆け抜けたり、岩の上から遠吠えしたりする野生の姿は、力強く、そして美しいです。
5. レッサーパンダ舎
愛くるしい姿で大人気のレッサーパンダ。特に夏期は、地上3.5mに設置された吊り橋を軽快に渡る姿を見ることができます。頭上を歩く可愛らしい姿に、癒されること間違いなしです。
これで迷わない!目的別モデルコース提案
一日のスケジュールが決まっている「もぐもぐタイム」を軸にコースを組むのが攻略のカギです。
【夏を満喫】人気動物コンプリートコース
- 9:30 入園。まず今日の「もぐもぐタイム」の時間をチェック!
- 10:00 レッサーパンダの吊り橋渡りを見学。
- 11:00 「ほっきょくぐま館」のもぐもぐタイムを見学。
- 12:00 園内レストランで少し早めのランチ。
- 13:30 「あざらし館」のもぐもぐタイムを見学。
- 14:30 オオカミの森、エゾシカの森など、東門エリアを散策。
【冬を満喫】ペンギンの散歩&防寒重視コース
- 10:30 開園と同時に入園。防寒対策を万全に。
- 11:00 「ペンギンの散歩」(1回目)を見学。
- 11:45 見学で冷えた体を温めるため、「ほっきょくぐま館」など屋内施設へ。
- 12:30 園内レストランで温かいラーメンなどでランチ。
- 13:30 屋内中心に「あざらし館」や「ぺんぎん館」を見学。
- 14:30 「ペンギンの散歩」(2回目)を見学して感動を再び。
ランチ&グルメ情報!園内から周辺ラーメン店まで
園内での食事
園内には複数のレストランやショップがあり、北海道らしいメニューが楽しめます。
- ZOOキッチン CoCoLo:正門近くのレストラン。旭川しょうゆラーメンやザンギカレー、お子様ランチも揃っています。
- モグモグテラス:園の中腹にあるテラス。スープカレーや北海道産ポークの豚丼などが人気です。
動物園周辺のおすすめグルメ
せっかくなら本場の旭川ラーメンを味わいましょう。
- らーめんや天金 東光店:動物園から車で約15分。豚骨と魚介のダブルスープが特徴の、旭川を代表する老舗ラーメン店です。
- らーめん専門 ひまわり:こちらも動物園から車で約15分。ホルモンとラーメンが融合した「モルメン」が名物です。
人気はどれ?旭山動物園のおすすめお土産
旅の思い出に欠かせないお土産。園内ショップには限定グッズがたくさん!
- 動物たちのぬいぐるみ:リアルさと可愛らしさを両立したぬいぐるみが大人気。特にアザラシやホッキョクグマが人気です。
- オリジナルパッケージのお菓子:有名菓子メーカーとコラボした限定パッケージのクッキーやチョコレートは、お土産にぴったりです。
- ガチャガチャ:動物たちの生き生きとした姿を再現したフィギュアは、クオリティが高く大人も集めたくなります。
旭川空港・旭川駅からのアクセス完全ガイド(車・バス)
車(レンタカー)でのアクセス
旭川空港から約30分、JR旭川駅から約40分。無料駐車場が完備されています。冬期に運転する場合は、必ずスタッドレスタイヤを装着し、安全運転を心がけてください。雪道に不慣れな方はバスの利用が安心です。
バスでのアクセス
JR旭川駅前から、旭川電気軌道の路線バス(旭山動物園線)が約30分間隔で運行しており、最も便利です。所要時間は約40分。旭川空港からの直行便は運行期間が限られるため、事前に確認が必要です。
アクセスマップ
動物園とあわせて楽しみたい!周辺観光スポット
旭山動物園がある旭川エリアは、魅力的なスポットの宝庫です。
- 上野ファーム:ドラマのロケ地にもなった有名なガーデン。北海道の気候に合わせて造られた庭は、季節ごとに違う表情を見せてくれます。(冬季休園)
- 雪の美術館:雪の結晶をテーマにした、まるでお城のような美しい美術館。ドレスを着て記念撮影もでき、女の子に大人気です。
- 男山酒造り資料舘:北海道を代表する日本酒「男山」の歴史を学べる資料館。無料の試飲コーナー(大人のみ)も楽しめます。
旭山動物園を満喫するためのホテル選び
アクセスや食事の利便性を考えると、旭川駅周辺での宿泊がおすすめです。
【アクセス抜群で食事にも便利!】旭川駅周辺のホテル
駅周辺には飲食店も多く、動物園へのバスも発着しているため、観光の拠点として最適です。
- OMO7(おも)旭川 by 星野リゾート:「旭山動物園」をテーマにしたコンセプトルームや、動物園への無料送迎バスなど、滞在が楽しくなる仕掛けが満載。
- JRイン旭川:JR旭川駅直結でアクセス至便。清潔感のある客室と大浴場があり、旅の疲れを癒せます。
- アートホテル旭川:少しリッチな滞在を求めるならここ。広々とした客室と、朝食ビュッフェの評判が高いシティホテルです。
【大自然を満喫】郊外・温泉エリアのホテル
動物園からは少し距離が離れますが、北海道ならではの雄大な自然と温泉を楽しみたいファミリーにおすすめです。
- 旭岳温泉 湯元 湧駒荘:大雪山の麓にある温泉旅館。泉質の異なる5つの源泉があり、本格的な温泉浴が楽しめます。
- 層雲峡温泉 朝陽リゾートホテル:層雲峡の渓谷美を望むリゾートホテル。温泉はもちろん、季節ごとの美しい景色もごちそうです。
これさえ読めば完璧!旭山動物園のQ&A
Q. 冬に行く時の服装は、どんなものが良いですか?
A. スキーウェアのような上下防水・防寒のアウターが必須です。インナー、フリースなどを重ね着し、帽子、手袋、ネックウォーマーで肌の露出をなくしましょう。靴は滑りにくい冬用のスノーブーツが最適です。靴用のカイロもあると安心です。
Q. 園内の所要時間はどれくらい見ておけばいい?
A. 子連れの場合、最低でも3~4時間は見ておくと良いでしょう。もぐもぐタイムやペンギンの散歩など、イベントをしっかり見たい場合は、5時間以上あると余裕を持って楽しめます。冬は開園時間が短いので、見たい動物を絞るなど計画的に回りましょう。
Q. 再入園はできる?
A. はい、可能です。当日の入園券(またはパスポート)の提示で、何度でも再入園できます。チケットを無くさないように注意してください。一度車に荷物を取りに戻ったり、近くで食事をしてから戻ってくることもできます。
まとめ:動物たちの“いのちの輝き”が、家族の思い出を彩る場所
旭山動物園は、ただ檻の中の動物を眺める場所ではありません。水中を飛ぶように泳ぐペンギン、獲物を狙うホッキョクグマ、群れで生きるオオカミ。彼らが見せてくれる本来の能力や習性は、私たちに生命の力強さ、そして尊さを教えてくれます。
子どもたちにとっては、驚きと発見に満ちた大冒険の舞台です。雪の中を行進するペンギンに目を輝かせ、頭上を渡るレッサーパンダに手を振り、アザラシの動きに歓声をあげる。その純粋な感動は、きっと知識や言葉だけでは得られない、心に深く刻まれる体験となるでしょう。
この動物園が伝えたいのは、動物たちの素晴らしさと、彼らが生きる自然環境の大切さ。私たちはここで、楽しみながら多くを学び、感動することができます。
この記事では、そんな旭山動物園を心ゆくまで満喫するための情報を、私たちの知識と経験を総動員してまとめました。季節ごとの見どころから、子連れに優しいサービスの活用法、あなただけの特別な時間を演出するモデルコースまで、きっと旅の計画に役立つヒントが見つかるはずです。
さあ、このガイドを片手に、あなたとあなたの大切な家族だけの、最高の北海道旅行プランを完成させてください。生き生きとした動物たちが、一生忘れられない感動と共に、あなたを待っています。