昼間は勇壮な大凧が空に舞い、夜は絢爛豪華な御殿屋台が街を彩る――。毎年ゴールデンウィークに開催される「浜松まつり」は、昼と夜で全く違う顔を持つ、エネルギッシュな市民の祭りです。子供の誕生を祝う「初凧」で知られ、街中が「オイショ、オイショ」の掛け声と熱気に包まれるこの3日間は、浜松が一年で最も熱く盛り上がります。「どんなお祭り?」「昼と夜、どこに行けばいい?」この記事では、2026年の開催に向けて、浜松まつりを味わい尽くすための完全攻略法をガイドします。
浜松まつり2026の基本情報(開催日程・会場)
浜松まつりは、毎年5月3日、4日、5日の3日間に開催されます。昼と夜で会場が大きく異なるのが特徴です。
- 名称: 浜松まつり
- 開催期間: 2026年5月3日(日・祝)~5月5日(火・祝)
- 会場:
- 昼(凧揚げ合戦): 中田島砂丘 凧揚げ会場
- 夜(御殿屋台引き回し): 浜松市中心部(JR浜松駅周辺)
- 料金: 観覧無料
- 公式サイト: 浜松まつり公式サイト
浜松まつり 会場へのアクセスマップ
夜の御殿屋台引き回しの中心であり、昼の凧揚げ会場へのシャトルバス発着点となる「JR浜松駅」の場所をGoogleマップで確認しましょう。
浜松まつり 会場へのアクセス方法
会場の拠点となるJR浜松駅は、東海道新幹線の停車駅でアクセス抜群です。
電車・バスでのアクセス
- 東京・大阪方面から: 東海道新幹線「ひかり」「こだま」で「浜松駅」へ。
- 昼の凧揚げ会場へ: JR浜松駅北口のバスターミナルから、有料シャトルバスが頻繁に運行されます(約20分)。
- 夜の御殿屋台会場へ: JR浜松駅の北口を出てすぐの中心市街地が会場です。
※祭り期間中は会場周辺で大規模な交通規制が行われます。公共交通機関をご利用ください。
浜松まつりの3つの魅力!見どころを徹底解説
昼と夜、それぞれに異なる浜松まつりの熱い見どころをご紹介します。
魅力1:空を埋め尽くす大凧の乱舞!「凧揚げ合戦」
昼間のハイライトは、中田島砂丘を舞台に繰り広げられる「凧揚げ合戦」。170を超える町が、子どもの誕生を祝う「初凧」を天高く揚げます。ラッパの音を合図に凧が揚がると、空中で糸を絡ませて相手の糸を断ち切る激しい糸切り合戦が始まります。青空と砂丘を背景に、巨大な凧が乱舞する光景は圧巻です。
魅力2:豪華絢爛!光と音の競演「御殿屋台引き回し」
夜になると、祭りの舞台は浜松市中心部へ。80台を超える豪華絢爛な「御殿屋台」が、お囃子の音色とともに街を練り歩きます。精緻な彫刻と提灯の灯りが織りなす光景は、まるで動く芸術品。昼間の勇壮さとは対照的な、幻想的で雅やかな雰囲気に魅了されます。
魅力3:街中に響き渡る熱気!激しい「練り」
「オイショ、オイショ」の掛け声と、けたたましいラッパの音が浜松まつりの象徴です。各町の法被姿の若者たちが、初子の家や会所を祝って激しくもみくちゃになりながら行進する「練り」は、街の至る所で見られます。この熱気を肌で感じずして、浜松まつりは語れません。
遊び予約/レジャーチケット購入サイト「asoview!(アソビュー)」
浜松まつりにおすすめの服装【昼と夜で対策を】
5月の浜松は過ごしやすい気候ですが、昼と夜の会場で服装のポイントが異なります。
昼(凧揚げ会場)
中田島砂丘は日差しと風を遮るものがありません。帽子、サングラス、日焼け止めは必須です。砂丘を歩きやすい、汚れても良いスニーカーなどがおすすめです。
夜(御殿屋台)
街中ですが、夜は少し肌寒くなることも。パーカーなど薄手の羽織るものがあると安心です。人混みを歩くため、歩きやすい靴を選びましょう。
浜松まつりは宿泊して昼夜満喫するのがおすすめ!
昼の凧揚げと夜の御殿屋台、全く異なる二つの魅力を両方楽しむためには、浜松市内での宿泊が断然おすすめです。3日間にわたって開催されるため、中日に宿泊すれば、初日の興奮と最終日のクライマックスの両方を体験できます。ゴールデンウィーク期間中なので、ホテルの予約は早めに済ませましょう。
目的別!浜松まつりにおすすめの宿泊エリア
祭りの拠点となる駅周辺と、リゾート気分を味わえる温泉地をご紹介します。
エリア1:最高の利便性!「浜松駅周辺」
夜の御殿屋台の会場であり、昼の凧揚げ会場へのシャトルバス発着点でもあるため、最も便利なエリア。飲食店や商業施設も豊富で、祭りの合間に食事や買い物も楽しめます。
- オークラアクトシティホテル浜松
- ホテルクラウンパレス浜松
- ダイワロイネットホテル浜松
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
エリア2:浜名湖畔でリゾート気分「舘山寺温泉」
浜松駅からバスで約45分。浜名湖の美しい景色を望む温泉リゾート地です。祭りの熱気と合わせて、遊覧船やロープウェイ、温泉でゆったりとリフレッシュしたい方におすすめです。
- 星野リゾート 界 遠州
- ホテル九重
- 浜名湖グランドホテルさざなみ館
【じゃらん】国内25,000軒の宿をネットで予約OK!2%ポイント還元!
あわせて楽しみたい!浜松の観光&ご当地グルメ
「音楽の都」「バイクのふるさと」としても知られる浜松の魅力も満喫しましょう。
おすすめ周辺観光スポット
- 浜松城: 若き日の徳川家康が過ごした出世城。
- うなぎパイファクトリー: 浜松銘菓「うなぎパイ」の製造工程を見学できる人気スポット。
- 竜ヶ岩洞(りゅうがしどう): 東海地方最大級の鍾乳洞。夏でも涼しく探検気分が味わえます。
必食!ご当地グルメ
- 浜名湖うなぎ: 浜松グルメの王様。香ばしく焼き上げられた鰻は必食です。
- 浜松餃子: 円形に焼かれ、中央にもやしが添えられているのが特徴。野菜たっぷりでヘルシーです。
- 遠州焼き: 刻んだたくあんが入った、遠州地方独特のお好み焼き。
まとめ:昼と夜、二つの顔を持つ祭りの熱狂を体感しよう!
いかがでしたでしょうか。浜松まつりは、空と陸、昼と夜、勇壮さと雅やかさという、対照的な魅力が一堂に会する他に類を見ない祭りです。市民の熱気が街全体を包み込むこの3日間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。この記事を参考に、ぜひ2026年のゴールデンウィークは、エネルギッシュな浜松まつりを体験しに出かけてみてください。