「熱田まつり」の花火の音が聞こえると、名古屋の人々は夏の訪れを感じます――。三種の神器の一つである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を祀る「熱田神宮」で、一年で最も盛大に行われるこの祭りは、正式には「例祭」と言い、「尚武祭(しょうぶさい)」の別名でも親しまれています。由緒正しい神事のほか、数々の奉納行事や花火大会など、見どころ満載の一日です。「どんなお祭り?」「見どころは?」この記事では、2026年の開催に向けて、熱田まつりを満喫するための完全攻略法をガイドします。
熱田まつり2026の基本情報(開催日程・会場)
熱田まつりは、毎年6月5日に開催されます。朝から夜まで、様々な神事やイベントが行われます。
- 名称: 熱田まつり(尚武祭)
- 開催期間: 2026年6月5日(金)
- 会場: 熱田神宮 および 熱田神宮公園
- 料金: 観覧無料
- 公式サイト: 熱田神宮公式サイト
熱田まつり 会場へのアクセスマップ
祭りの中心地となる「熱田神宮」の場所をGoogleマップで確認しましょう。
熱田まつり 会場へのアクセス方法
会場の熱田神宮は、名古屋市内の主要駅から電車でのアクセスが非常に便利です。
電車でのアクセス
- 名鉄線: 「神宮前駅」下車、徒歩3分(最も便利です)
- JR東海道本線: 「熱田駅」下車、徒歩8分
- 名古屋市営地下鉄名城線: 「神宮西駅」下車、徒歩7分
※祭り当日は周辺道路で交通規制が行われ、駐車場も利用できません。必ず公共交通機関をご利用ください。
熱田まつりの3つの魅力!見どころを徹底解説
厳かな神事から賑やかなイベントまで、一日中楽しめる見どころをご紹介します。
魅力1:幻想的な光の芸術「献灯まきわら」
熱田まつりを象徴する光景が、日没後に灯りがともされる「献灯まきわら」です。365個の提灯を半球状に飾り付けた巨大なもので、正門・東門・西門の三カ所に設置されます。暗闇の中に浮かび上がる提灯の灯りは、息をのむほど幻想的で、祭りの夜を厳かに、そして美しく彩ります。
魅力2:初夏の夜空を彩る奉納花火
祭りのクライマックスは、熱田神宮公園で打ち上げられる約1000発のスターマインなどの花火です。神宮の緑深い森の上空に大輪の花火が咲き誇る光景は、名古屋の夏の風物詩。多くの人々がこの花火を楽しみにしており、境内や公園は大変な賑わいを見せます。
魅力3:境内にあふれる賑わい!武道・芸能奉納と屋台
昼間の境内では、柔道や弓道、相撲などの武道大会や、子どもたちの健やかな成長を願う「献花祭」、郷土芸能などが次々と奉納され、厳かな中にも活気があります。また、参道には多くの屋台(露店)がずらりと並び、お祭り気分を盛り上げます。一日中いても飽きることのない、賑やかな雰囲気が魅力です。
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熱田まつりにおすすめの服装【梅雨の蒸し暑さ対策】
6月上旬の名古屋は梅雨入りしていることが多く、蒸し暑い一日になることが予想されます。
- 浴衣で訪れる人が多く、祭りの雰囲気にぴったりです。もちろん、Tシャツなど涼しく動きやすい服装でもOKです。
- 突然の雨に備えて、折りたたみ傘があると安心です。
- 広い境内を歩き回るため、履きなれた靴やサンダルを選びましょう。浴衣の場合は下駄の鼻緒ずれ対策も。
熱田まつりは宿泊してゆっくり楽しむのがおすすめ
祭りのハイライトは、夜の献灯まきわらと花火。これを存分に楽しむには、名古屋市内での宿泊がおすすめです。帰りの大混雑を避けられるだけでなく、祭りの前後に名古屋城などの観光や、名物の「なごやめし」を堪能する時間も作れます。
目的別!熱田まつりにおすすめの宿泊エリア
会場へのアクセスが良く、観光にも便利なエリアをご紹介します。
エリア1:会場まですぐ!交通の要衝「金山駅周辺」
熱田神宮の最寄り駅「神宮前駅」まで名鉄でわずか1駅。JR線、名鉄線、地下鉄が乗り入れる総合駅で、どこへ行くにもアクセス抜群です。飲食店も豊富で、非常に便利な拠点です。
- ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
- 名鉄イン名古屋金山
- ホテルキヨシ名古屋
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エリア2:観光もグルメも満喫!「名古屋駅・栄エリア」
新幹線が発着する「名古屋駅」周辺や、名古屋随一の繁華街「栄」エリアは、ホテルの選択肢が最も豊富です。最新の商業施設から老舗の飲食店まで何でも揃っており、名古屋観光の拠点として最適です。
- 名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋駅)
- 三井ガーデンホテル名古屋プレミア(名古屋駅)
- 名古屋東急ホテル(栄)
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あわせて楽しみたい!名古屋の観光&ご当地グルメ
祭りだけでなく、独自の食文化が花開く名古屋の街も満喫しましょう。
おすすめ周辺観光スポット
- 名古屋城: 金のシャチホコで有名な名古屋のシンボル。本丸御殿の豪華さは必見です。
- 大須商店街: 多国籍でレトロな雰囲気が魅力の商店街。食べ歩きも楽しめます。
- 徳川園・徳川美術館: 尾張徳川家の歴史と文化に触れられる、美しい日本庭園と美術館。
必食!なごやめし
- ひつまぶし: 鰻の蒲焼を、薬味やお茶漬けで味を変えながら楽しむ名古屋名物。
- 味噌カツ: 八丁味噌ベースの甘辛いタレをかけたカツレツ。ご飯が進みます。
- 手羽先: 甘辛くスパイシーなタレで味付けした鶏の手羽先。ビールとの相性は抜群です。
まとめ:提灯と花火が彩る、名古屋の夏の始まりへ
いかがでしたでしょうか。熱田まつりは、1900年以上の歴史を持つ熱田神宮の由緒正しい神事と、市民が楽しむ賑やかなイベントが融合した、魅力あふれる祭りです。幻想的な献灯まきわらの灯りと、夜空を彩る花火が、あなたの夏の始まりをきっと特別なものにしてくれるはずです。この記事を参考に、ぜひ2026年の6月5日は、熱気あふれる名古屋を訪れてみてください。